先日は、ここ慶師野地区の女法事でした。毎年1月に行われます。一世帯から女性が1人参加し、公民館にお坊さんを呼んでお経をあげていただきお参りをします。お坊さんからは、生れた所も年齢も違う私たちが一緒に食事を作り、お参りをし同じ時を過ごす仏縁を大事にいたしましょう、というお話でした。
そのあと皆で作ったまぜ御飯、ぬた、かまぼこ、お味噌汁、漬け物等の食事をお坊さんと一緒にいただきました。
そもそも女法事とは何?嫁いだ年から言われるままに参加していたのですが、これまでこの地区で亡くなられた女性の供養のためにと、お参りしていました。今回改めてそのいわれの話になり、80歳の先輩から「小さな虫たちの供養のためのお参り」と伺いました。この地区は農業に携わる人が多く、農業をするうえで小さな虫たちの殺生はつきもので、アブラムシ、カメムシ、芋虫・・・など、そんな虫たちの供養のためのお参りとのことでした。
女性は関係なかったんだ。。。30年も知らなかった。
来年からは、ちゃんと虫たちに思いを馳せながらお参りしようと思いました。