先日、里芋の新芽の周りの草取りをしていたら、お隣りのKさんから、ラナンキュラスの球根を洗ってから乾燥保存すれば、土中の病原菌が落とされるのでお勧めだという話を聞きました。うちのは洗ってなかったので吊るして干しているネットから出してやり直しだなと思っていたら、
「さっき、びっくりしたとよ。おっきかカエルのおってさ。」どれどれと一緒に探しに行きましたら、Kさんの畑のラナンキュラスの間に、ガマさんがいました。うちのガマガエルは大きくて「親分」と言っていますが、このガマさんは親分より少し小柄で大人の握り拳くらい。昼間見るのは、子ども達が小学生の頃追いかけていた以来です。
Kさんの畑にもガマさんのお家があるんだ、と嬉しくなりました。ひょっとしたら、慶師野のそれぞれの家に、代々のガマさん一家がいるのかも。そして、植物も木も森も人もみんな一緒に年を取り、同じ時間を生きて風景になっているんだろうなあと思いながらの草取りでした。